Barにおすすめのコースターを作る方法

barグラス

■高級感・特別感を演出する

Barでビールなどの冷たいドリンクを注文すると、多くの場合はコースターを敷いて提供されますね。ですがコースターを使用するお店と、そうでないお店があります。この違いはなんでしょうか? 店舗によっては、ビールや氷の入った冷たい、いわゆる汗をかきやすいドリンクにはコースターを使用するが、それほど気にならないものはそのまま出す、と決めている場合もあるようです。理由として考えられるのは「コストを気にしてできるだけ使わないように」という店舗サイドの事情があるからでしょうか。気持ちは分かりますが、お客さんとしてはせっかく足を運んだBarでお酒を楽しみたいのですから、店舗こだわりのコースターを使ってそのお店の雰囲気を味わいたいですよね。コースターは実用性だけでなく、テーブルを彩って楽しい時間にそっと寄り添う重要な演出アイテムです。お客様の満足度をあげるためのちょっとしたおもてなしに、ぜひ店舗オリジナルデザインのコースターを使ってください。

■水はけがよくてくっつきにくい、Barにおすすめのコースター

コースターの一番の役割は、グラスに付いた水滴を受け止めることです。ところが、受け止めた水滴がコースターとぴったりとくっついてしまい、飲み物を持ち上げると底面にコースターがついてきた、なんて経験はありませんか? 特にビールやロンググラスで飲むカクテルは、この問題が起こりやすいですね。そこでBarで使うコースターとしておすすめしたいのが、エンボス加工を施したもの。用紙を上下からプレスして凹凸をつけますので、設置面を減らしてくっつきやすさを解消してくれます。驚くほど強力な撥水加工も可能ですので、こちらも一度ご検討ください。

コースターは、テーブルを保護してくれるという役割もあります。店舗づくりで一番こだわるであろう店内の雰囲気。特にBarなら、顔とも言えるバーカウンターや、透明なガラスのテーブルは常にきれいにしていたいもの。ここにもし、ひっかき傷がついてしまっていたらどうでしょう。本来ならビールやカクテルを素敵に見せてくれる照明が傷をはっきり見せてしまって、せっかくの素敵な雰囲気が台無しになります。大理石やガラス製のバーカウンターなら、水滴のついたグラスを置くと水の輪ジミができてしまいますし、これではせっかくの豪華なバーカウンターの印象が悪くなってしまいますね。木製のものなら特殊ワックスでツヤのある仕上げが施されたのものが多く、滑りやすくなっています。コースターを使用していない場合は、特に滑って危険かもしれません。グラスを床に落としてしまって静かな店内にガシャーン!…なんて想像したくないですよね。

Barによってはお酒をきれいに見せるために「ダウンライトから何センチ離したところにコースターを置く」というルールをバーテンダーに徹底している店舗もあるそうです。こだわりの店舗づくりでコースターが持つ意味は非常に大きなもの。名脇役として、店舗のイメージにぴったりのコースターを使いたいものですね。

 

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■コースターを宣伝ツールとして持ち帰ってもらおう

コースターは宣伝ツールとしても秀逸。必ずお客様の目に入るものですから、定期的にデザインを変えたり、イベントなどの告知に使うのもよいですね。コースターには、ゴム、コルク、金属、布など、様々なタイプがありますが、紙製コースターは比較的自由にデザイン・印刷ができ、コスト面でも安心。再版もお手頃ですから、宣伝ツールとしてお客様にどんどん持ち帰ってもらいましょう。紙製以外のコースターは余程のことがない限り持ち帰る人はいないでしょうが、紙製ならショップカードのような感覚で持ち帰りやすい、そうは思いませんか? ホームページアドレス等のお店の情報を載せておけば、コースターを受け取った新規顧客の来店に期待できますね。ドリンクと切っても切れない関係のコースターを是非活用しましょう!

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