コースター印刷にひと工夫でコースターが商品タグに

コースターに穴あけリボン付け

■穴を空けてリボンを通し、商品タグとして活用

コースターはドリンクをサービスする際に使うだけだと思っていませんか? もちろんそれは王道の使い方ですが、アイディア次第でより効果的な使い方ができます。厚みがあって丈夫なうえに様々な特殊加工が可能なので、伝えたい情報を入れて印刷すれば販促ツールとして使うこともできます。この利点を生かして注目されているのが、穴を空けてリボンを通し、商品タグとして活用する方法。「下げ札加工」という穴を空けてリボンを通した珍しいオプション加工を施せば、立派な商品タグとしても使えるようになるのです。

一般的に商品タグは、価格や仕様を表示したり社名等の企業情報を掲載したりします。衣料品や雑貨などには注意事項を伝える効果もあって欠かすことのできない商品タグですが、ブランドイメージやコンセプトなどを消費者に伝えるツールとしても重要な役割・効果があります。ファッション性の強い製品では商品タグも凝ったつくりのものが多いことからも、それが分かりますね。

商品タグは、特性や扱う上での注意点を知ってもらうことが一番の役目。だったら、商品と商品タグが同時に提供されればより効果的ではないでしょうか? ビールやコーラのようにガラス瓶に入っている飲み物なら、リボンを通して瓶にかけた状態で提供すればインパクトがあるでしょう。飲料の情報・原材料・カロリーなどを表示しておけば、商品タグの役割も果たしてくれます。カクテルのように様々な種類があるお酒なら、ネーミングの由来やどんなときに飲むのがオススメか、なんて雑学を記しておいても面白いですね。お客様にとっても珍しい演出でしょうから、ちょっとした評判になって意外な集客効果が望めるかもしれません。もちろん普通のコースターとしても使うことができるので、一度の発注でコースターと商品タグ両方の役割を持たせることもできます。

■もうひと工夫で効果抜群のインパクトを

商品タグの役割を持たせるなら、変形コースターもおすすめです。星型やハート型など様々な形が考えられますが、特におすすめなのが吹き出しの形。ケーキやパンを扱うお店なら、吹き出し型コースターをネームプレートとしてクリップに挟んでディスプレイすれば目を引けるでしょう。普通の札よりも吹き出し型の方が注目度も高いですし、「店長のイチ押し」や「人気NO,1」などの吹き出しを作れば様々なシーンに対応できます。吹き出しという形は話し手がイメージできるので、お客様に伝えたいことをナチュラルに表現でき、お店からのメッセージだとすぐにわかってもらうことができますね。また、吹き出しの形次第で発信側のトーンを表現できる効果を持たせることができるのも、吹き出し型コースターをおすすめできる理由です。丸い吹き出しなら柔らかさを、尖った吹き出しなら元気さをと、販売したいものやキャンペーンなどに応じて使い分ければ、適切に情報を伝えることができます。

居酒屋やバルなどお酒を提供する飲食店なら、さらに穴あけ・下げ札加工の併用がおすすめ。上で述べたように商品タグとして飲み物と同時に提供できますし、穴を空けてリボンを通したコースターは花束やプレゼントに付けることができるので、お客様へのサプライズに使いやすいですね。一言手書きできるスペースを作っておけば、メッセージカードとしていろんな場面での使い道が考えられます。大きく穴を空けてボトルの上部に引っ掛けられるようにすれば、お酒の商品タグや新商品のPOPなど販促ツールとして使用できますし、リボンを通したものならお客様のボトルキープの札としても利用できます。もちろん普通のコースターとしても使用することができますので、わざわざ販促専用のアイテムを用意する手間やコストが省けるのも魅力的ですね。

アイディア次第でいろんな効果を持たせることができ、無限に広がるコースターの活用術。販促ツールとして役立ててみてはいかがでしょうか?

 

変形コースター

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