紙コースターをインターネット通販で上手に作るには

インターネットコースター印刷専門店

■便利なインターネット

インターネットはとても便利になったもので、情報を検索するためだけではなく買い物をするためにも使われるようになりました。家に居ながらにして食料品から日用品まで注文したものが届くなんて、少し前までは考えられないことでした。今では手に入れられないもののほうが少ないのではないでしょうか。

同じように紙コースターを印刷会社にお願いして作ろうかと考えたときも、インターネットはとても便利です。紙コースターで検索をかけると、何件かの印刷会社がすぐに表示されます。紙の厚さから大きさ、丸や四角以外にもどんな形を扱っているのか、活版印刷なのかオフセット印刷なのか、色を何色使っているのか、最低発注枚数からだいたいの見積もり、納期まで、一目で情報がわかるようになっています。

インターネットが今のように自在に使える時代でなかったのなら、電話帳で電話番号を調べ、1件1件問い合わせをするしかありませんでした。しかも電話なので、事前に知りたい情報をしっかりと押さえておかなくては、電話を切った後に、聞きそびれたことに気が付いたりします。また、電話帳に載っているのはせいぜい地域にある会社のみです。日本全国にある会社を調べるなんて、とても大変なことでした。

■インターネットは本当に便利なのか

コースターを作るにも、インターネットを使えばそれほど労力をかけなくても、できてしまいそうです。タブをクリックするだけで、A社とB社、C社を比較検討できます。同じ枚数で、もしくは1枚当たりの単価が一番安い会社に発注をかければいいだけなのです。でも、大丈夫でしょうか。モニターの向こうにあるはずの会社が信用できるのか、望み通りの品を作ってくれるのか、どうやって確かめたらよいのでしょう。

コースター価格比較

■解決方法とは

不安に感じたこと、疑問に感じたことがあれば直接電話、もしくはメールをするというのは有効な手段です。台紙の形やデザインがすでに出来上がっているコースターを購入するだけなのであれば、値段からだいたいの商品は予測できそうです。

あまりにも安い場合にはそれなりの理由があります。大量発注しか受け付けていないとか、納期が長いとか。それ以外であれば材質そのものに理由がありそうです。一概に紙コースターといっても、台紙となる紙にはいろいろな種類があり、価格も様々です。印刷がきれいに出る紙もあればそうでない紙もあります。デザインや色や台紙の形を自分独自のオリジナルで作りたいのであれば、いろいろ確認するのは当然のことです。

両面印刷で作成して、片方にデボス(へこみ)加工を施したいと思った時、説明では特殊加工を扱っている会社だったので発注し、いざ完成品を見てみたら、自分で選んだ紙が薄くてせっかくの特殊加工が目立たなかった、なんてことにもなりかねません。

そもそもホームページに書かれていないことはわからないのです。エンボス(浮彫)加工を希望し、料金設定の安い会社には特殊加工のことが何一つ書かれていなかったので、違う会社に注文を出したとします。あとになって、初めに検討していた会社が実は特殊加工を手掛けていて、そちらで作ったほうが安上がりだったなんてこともありえるでしょう。

また、会社によってはサンプルを送ってくれるところもあります。できるだけ送ってもらうのが得策です。実際に手に取ってみれば、どのようなかたちで完成品が出来上がるのか、想像しやすいからです。一番安く仕上げてくれる会社に頼もうと思っていたけれど、少しコストのかかる会社のコースターのほうを気に入ったので、発注先を変えた、となることも考えられます。

インターネット通販といえども、相手あっての実際の取引です。お金のやり取りも発生するのです。安易に決めてしまわないで、吟味して納得してから購入するかどうか考えたほうがよさそうです。

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